ブシロード取締役の木谷高明さんのトークショーで様々なことが明らかになった。バンドリの年間売上が50億とか、ミルキィは2億以下とか、バンドリの練習費用に年間3600万掛かっているとか興味深い話をたくさんされたようだが、本ブログとしては尾崎由香さんが声優になったきっかけの話題に注目したい。
67名無しさん@お腹いっぱい。 (スッップ Sdea-qkLf)2018/04/07(土) 21:03:50.05id:n7EjiVMzd
木谷社長とおざぴゅあのお母さんで食事してたんだってさ
そしたら急におざぴゅあのお母さんが「うちの娘役者やってるんだけどまったく仕事来ないから木谷のとこで預かってくれない?」って言われたんだって
で、顔を見せてもらったらオタク受けしそうだなと思って前の事務所から引き取ることにした
その時おざママに「うちの娘プッシュしなさいよ」と言われたんだって今日の木谷トークショーより
http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1522505494/67
347声の出演:名無しさん (ササクッテロ Sped-FWIH)2018/04/07(土) 19:08:08.54id:jmxKyXwip
おざぴゅあの母親と食事してたら娘が大学3年なのに(芸能活動が)パッとしないと言われてスマホで写真見せてもらったら(アニメ業界で)ウケそうな顔だな、ってことで面会して声優やってみない?と聞いたらぜひってことで前事務所との契約切れるタイミングで移籍
母親からもっとプッシュするように言われるらしいw
母親業界の人なのかな?
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/voice/1522820460/347
尾崎由香という声優
尾崎由香さんと言えば、言うまでもなく『けものフレンズ』のサーバルキャット役として有名だが、そもそもは小学3年より舞台やテレビを中心に子役として活動していた女優である。響に所属してから声優として活動するが、講談社ミスiD2017に応募してファイナリストとなる。ちなみに同じ回のファイナリストには声優の金魚わかなさんがいるし、フォトジェニック賞はラストアイドルファミリーのLove Cocchiの大森莉緒さんがいる。
このミスiDへの応募は事務所には内緒だったと言うから驚きである。他の声優事務所ならそれだけで解雇になりそうなほどであるが、さすが響は優しい。
アニメの出演は基本的に響が関わっているものに限られているが、『けものフレンズ』の大ヒットにより実写でCMにも多数出演している。イーネットとファミリーマートのCMは少し前は毎日のようにテレビで見た。これも尾崎由香さんのルックスの良さが発揮された結果だろう。
元々女優で、響に入って大活躍した声優と言えば、もうひとり思い浮かぶ。三森すずこさんである。元々はディズニーなどの舞台に立つ舞台女優だったが、木谷社長との縁故があり響に入って声優として活動するようになった。その後の活躍ぶりはここで述べるまでもない。尾崎由香さんもこれからも響の看板声優として活躍するに違いない。
声優にとっていちばん大事なものは?
そしてこの事例で思うのは、やはり声優として活躍するのにもコネというものは大事ということである。木谷社長と会話できるということからも尾崎由香さんの母親は芸能関係者、もしくは何らかの上級国民なのだろう。声優になるには家が金持ちでなければ難しいとはよく言うが、それを完全に見せつけられた気分である。
しかもオーディションで取った佐々木未来さんや伊藤彩沙さんが本来の意味での鳴かず飛ばず*1なのに対して、女優から転身した三森すずこさんや尾崎由香さんが大ブレイクしているのが些かやりきれない気持ちになってしまう。声優養成所に通って声優としての訓練を受けて漸く事務所に所属できた声優が仕事がないのを思うと、なんと不平等な世界だろうと思ってしまう。
警官や官僚のキャリアとノンキャリアは学力の差があるが、この場合はコネの差のみである。努力でどうともならない運命付けられた差によって出世するか決まるかどうかが決まっているようなものである。
とは言え、いくら女優から入ってきたとしても演技力がある程度なければ声優としても大成しないので、この2人は声優としての素質があったのは間違いない。また木谷社長が述べている通り、オタク受けする顔というのがある。具体的には顔が童顔で、いわゆるロリっぽい感じだ。
ただやっぱり声優を目指して入ってきて頑張っている声優を応援したくなるのも事実である。
*1:実力のあるものが活躍の機会に備えてじっと待っているさま