81プロデュースは大手声優事務所であるが、81プロデュースと聞いて何を思い浮かべるだろうか。81オーディション?i☆Ris?WUG?LISP?大久保瑠美ちゃん?高橋李依ちゃん?まあ人によって色々あると思うが、81プロデュースと言えばこれ!というのを一つ提唱したいと思う。それはスタッフロール埋め尽くしである。
スタッフロール埋め尽くしとは?
スタッフロール埋め尽くしとは読んで字のごとく、スタッフロールを単独声優で埋め尽くすことだ。無双という呼ばれ方もする。同一声優が多数の複数役を演じたときに発生する。声優のギャランティーは一話いくらという風に決まっているから、基本的には声優のギャラを節約するためにモブを複数演じることで起きる現象だが、明らかに狙ってやってるとしか思えないものも存在する。そしてこのスタッフロール埋め尽くしが発生するのは何故か81プロデュース所属の声優のときが異常なまでに多いのである。
上田麗奈の場合
もっと有名なケースは上田麗奈で、『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』でパーフェクト21枚抜きを達成している。
埋め尽くしが発生したのは、これだけではない。『てさぐれ!部活もの』はモブ役を全て上田麗奈が演じているため、他の回でも十数枚抜きが頻繁に発生している。
こちらは惜しくもパーフェクトは逃しているが28枚抜きを記録している。私の知る限り最多埋め尽くしである。もちろん上田麗奈は81プロデュース所属だ。
阿澄佳奈の場合
©Konami Digital Entertainment/武装神姫プロジェクト
阿澄佳奈も『武装神姫』でパーフェクトではないが6枚抜きを記録。『てさぐれ』のように話題性を狙って明らかにわざとやっているものではないので芸術点も高い。このときは同型機の戦いになったためにこのスタッフロールが出現した。当然、阿澄佳奈も81プロデュースである。
くじらの場合
くじらは立木文彦のタッグで『らき☆すた』で記録。立木文彦は当時トルバドール音楽事務所所属だが、くじらは81プロデュース所属である。81プロデュースのパワーがあれば他事務所でも埋め尽くしが可能になるという恐ろしい例である。くじらは12枚抜き、立木文彦は6枚抜きを記録している。
まとめ
いかがだっただろうか?たった一人の声優でスタッフロールを埋め尽くすというその美しさに感涙を禁じ得ない。81プロデュースのみならず、様々な事務所所属の声優の更なるパーフェクトへの挑戦を待っている。
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