【炎上】デレステの黒崎ちとせと白雪千夜にいきなり声優と曲が与えられた件について思うこと

6thライブでアイドルマスターに7人の新アイドルが登場することが発表された。アイドルマスターシンデレラガールズ(モバマス)の方ではこれまでに辻野あかり、砂塚あきら、夢見りあむの3人が追加されていた。今回、デレステでも2人のアイドルの追加が発表された。黒崎ちとせ白雪千夜である。しかしながら、この新アイドルに声優と曲も与えられることが判明し、声なしアイドルのプロデューサーからは不満の声が上がっている。

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デレマスにおけるボイスの特異性

モバマスは2011年11月にサービスを開始したソーシャルゲームであり、当時は声付きゲームが少なかった。声優を前面に押し出したソシャゲ『ガールフレンド(仮)』がリリースされたのは2012年10月のことであり、ボイスがないのも致し方のないことだった。

その後、様々なソシャゲが乱立するにつれて、モバマスも声をつけないと太刀打ちできないという状況になり、徐々に声優がつき始めた。基本的には総選挙上位のアイドルから声が実装されていった。アイドルに声優をつかせるための課金も加熱していった。

途中から声がつき始めたという理由のため、現在でも声のないアイドルが多数存在するという歪なゲームになっている。つまり例外はあるものの、声のあるアイドル、イコール人気のあるアイドルという言い方もできないことはない。

そういうゲームであるから、ぽっと出の新人アイドルにいきなり声と曲を与えるというのは、破格の優遇措置であり、声なしPが憤るのも一理ある。しかしながら、今のスマホゲームが乱立している状況にあって、声のないキャラクターを追加したところで、なんの話題にもならないだろうし、売上もそこまで伸びないだろう。現在デレステはアクティブユーザーも30万人を切り、バンドリやスクフェスにも負けている状況にある。なにか新しいことをということで、声ありアイドルの投入に至ったのではないか。

アイドル格差のもたらす熱狂

一応同じグループに所属するアイドルは、名目上は同列でなくてはいけない。例えば誰かだけが運営に優遇されたり、干されたりということはあってはいけない。しかしながらデレマスでは、声あり声なしという点で大きな格差が存在する。ただこの格差がデレマスをここまで人気ゲームに押し上げた要因の一つではないかと思う。

声なしアイドルは言ってしまえば不遇なアイドルだ。だけどその不遇さは、Pにとっては「自分が支えてやらなきゃこの子はダメなんだ」と言ったアンダードッグ効果(判官贔屓)が生まれてくる。そして、そのアイドルを応援していて、いよいよ声が実装されるとなったときには、その喜びもひとしおだ。

このアイドル格差を利用しているグループが現実にも存在する。他ならぬAKBグループだ。総選挙という露骨なまでに順位付けされたランキングを発表され、上位メンバーはテレビなどにも登場できる。新人アイドルのオタは総選挙ランクインや上位を目指して、CDを買いまくったりSNSで宣伝したりする。AKBがここまで大きくなったのも総選挙があったからというのを理由の一つとするのは間違いではないと思う。

デレマスは狙ってそうなったわけではないが、結果的にそういう状況になっている。アイドル格差がさらなる熱狂を生む。むしろ声ありからスタートした優遇されている新人アイドルの2人には、あまり熱狂できないのではないかとすら思う。

ちなみに声優の片方は、黒崎ちとせの声優は佐倉薫さんではないかと予想されている。彼女のTwitterでアイマスの公式アカウントをフォローしていたので、可能性は高いのでは。

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