9月23日に文春オンラインが櫻井孝宏が実は既婚者であることを報道した。櫻井孝宏も既に48歳であり、社会的に成功している男性であれば既婚者でない可能性の方が低いので、これ自体は特に問題なく、好意的にファンに受け止められた。
ところがその後、櫻井孝宏が9年間務めたラジオ番組『P.S.元気です。孝宏』が突然終了となる。この放送作家のTwitterの更新も完全に停止してしまったことから、声優オタの中では放送作家と不倫をしていたのではという噂が出てきた。
そして、10月26日に再び文春オンラインが櫻井孝宏に取材を行い、不倫を認め、大きな騒ぎとなっている。
櫻井孝宏の不倫の内容
文春オンラインによれば、その不倫の実態は次の通りである。
櫻井さんは番組を長年支えてきた放送作家のA子さんと10年以上にわたって交際を続けてきました。しかし、結婚の事実については隠したままで、A子さんとの間で結婚話が持ち上がることもあったとか。A子さんは報道直前に櫻井さんが実は既婚者だったと初めて知り、ショックを受けて作家業を引退してしまったんです
さらに同誌によれば、放送作家のA子は櫻井孝宏が既婚者だという報道を知り、ショックで緊急搬送される状態に陥り、作家業も引退するという。
櫻井孝宏の不倫の何が問題か?
私自身は基本的に不倫や浮気自体は特に当事者で解決される限りは問題ないと思っている。たとえば成海瑠奈の件に関しては、以下の記事で次のように書いた。
成海瑠奈のやった行為は(中略)トポロジー的には浮気と同相である。(中略)引退もまあ仕方ないことだとは思ってはいるが、なんだかんだでなんとかなっちゃうのではないかとも少し思っていた。
なぜ、成海瑠奈はなんとかならなかったのか
同様に最近不倫によって降板に追い込まれた声優と言えば、鈴木達央がいる。この場合は不倫そのものよりも情報漏洩があったこと、さらに自殺未遂騒動による活動休止などが響いていると考えられ、不倫そのものに対しての社会的制裁ではないとも考えることができる。
では、櫻井孝宏の場合もトポロジー的には不倫と同相であるからして、問題がないかと言えば私はそうは思わない。ダブルスタンダードのように思われるかもしれないが、はっきり言って今回のケースは不倫という言葉で片付けていいものではないと思っている。
これはTwitterにも書いたが、まず交際時期が10年と長期にわたっていること。年数だけであれば、茅原実里の6年というものがあるがそれより長く、このケースは茅原実里が相手が既婚者であることを知りながら交際していた。櫻井孝宏の場合は既婚であることを内緒にしている。
そして交際期間は10年ということだから、その相手の放送作家は29歳から39歳まで櫻井孝宏と交際したことになる。櫻井孝宏はその間結婚を隠しており、今回既婚であることがバレて、放送作家は捨てられた形になった。女性にとっての29歳から39歳は重すぎる。婚期は完全に過ぎててしまったし、子供も産めなくなる可能性がある。
今まで思い描いていた人生設計を完全に破壊され、ショックのあまり作家業の引退にまで至ってしまっている。放送作家のA子さんの人生を破壊したと言っても過言ではないと思う。
これはもう「不倫」で済む問題ではない。
櫻井孝宏と女性の噂
これは余談になるが、櫻井孝宏はかつてより女性遍歴が奔放だという噂があった。既婚者であることが報道された直後にも、サイゾーウーマンが
彼は女性に対して紳士的で優しく、おまけにあの甘い声ですから、当時からかなりモテました。声優やスタッフなどを含め、複数の女性と同時交際をしており、そのことがバレて多くの女性が櫻井の元を離れていったこともあるなど、業界内では、彼の『女癖の悪さ』が広く知れ渡っています。さまざまな女性と交際・破局を繰り返してふるいにかけた中で、最後まで残った人物が奥様なのかもしれません。(中略)今後、週刊誌などで過去の“ヤンチャぶり”を掘り返されないといいのだが――。
サイゾーウーマン
2013年の記事にも
女性声優のOとUですよ。狭い声優業界の中で、彼女たちが犬猿の仲となってしまったのは、ほかでもない男性声優の奪い合いが原因。その男性声優とは――ずばり櫻井孝宏です
サイゾーウーマン
とある。サイゾーウーマンだから眉が唾でべちょべちょになるくらい怪しい情報なのには間違いないのだが、今回の件であながち嘘でもなかったのではと思えてしまう。女性遍歴が奔放だからと言って別に声優としてダメだというわけではないが、心証は良くない。
櫻井孝宏の今後について
私が表立って声優引退しろなどとは言わないし、そもそも言えない。不倫で済む問題ではないと書いたが、結局のところ第三者は関係ないし、不倫は違法行為ではない。声優降板については各企業が決めることで、視聴者が希望は出すことはできるが決定権はない。
ただ、声を聴いたら嫌な気分になる人は(特に女性では)多いと思うし、ラジオや番組でも今までのように笑えないと思う。そうなると今までのような八面六臂の活動は難しいのではないだろうか。