声優の尾崎由香さんが響を退所して、芸能事務所の研音に移籍したことを自身のTwitterで報告した。
【大切なお知らせ】
この度5月末をもちまして契約満了のため、響を退所することになりました。なお、6月1日より株式会社 研音に所属となります。
— 尾崎由香 (@yuka_bushi) May 27, 2019
研音とは?
研音は1979年設立の大手芸能事務所で、天海祐希、菅野美穂、志田未来、唐沢寿明、反町隆史、福士蒼汰など有名芸能人が多数所属している事務所である。先日はNGT48を卒業した山口真帆が研音に所属することが決まったと報道された。業界への影響力も高く、特にドラマは研音所属の俳優が多く出演している。
したがって、響から研音に移れたのはかなりのキャリアアップと言えるだろう。特に、尾崎由香は、声優を馬鹿にしたとして批判された炎上もあったが、声優としてというよりも女優やバラエティータレントとして活動する方が好きだろうから、研音への所属は彼女にとって悲願に近いものだったのではないかと推察される。
研音で尾崎由香は何をするのか?
Twitterでは、研音でも声優活動は継続すると答えている。
響には、4年間の声優活動を大きく支えて頂き、
沢山のことを学ばせて頂きました。
心より感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうこざいました。
これまでと変わらず声優としてより成長した姿をお見せ出来るよう努力して参ります!— 尾崎由香 (@yuka_bushi) May 27, 2019
ただ研音には声優はほとんど所属していない。福原遥(まいんちゃん)は、プリキュアなどで声優としても活動していたくらいだろう。またブシロード系の仕事も回ってこないだろう。したがって、声優として姿を見る機会は今よりもかなり少なくなるのではないかと考えられる。
ただ、研音が山口真帆、尾崎由香と獲得したこの流れを考えると、もしかしたら女優だけでなく声優部門にも本格的に力を入れていくのではないかと思った。2人とも今までの研音所属のタレントからはちょっと毛色が違うからだ。また2018年9月にはプリキュア声優である北川里奈を獲得している。
山口真帆は滑舌が悪いし演技も下手なので女優向きではないし、尾崎由香も女優業やバラエティーはこなせるとは思うが不慣れなのは間違いない。研音は最近、所属タレントのドラマがコケているので、別のジャンルに手を出してもおかしくない。ホリプロのように芸能事務所が声優業界に殴り込みをする例はたくさんある。